私の実録(2022.3.21)
現在、学校にも放課後デイサービスにも行かない日が続いています・・
学校にもデイサービスにも行きたがらない今、
仕方のないことなのでしょうけれど、
どうしても、自宅中心の生活になっています。
本人は、居心地が良いのかもしれませんが、
母にとっては、距離が近過ぎて息苦しいのです・・・
職場である事務所へ連れて行ってみましたが、
まだ一人で遊ぶことは難しいようでした・・・。
ここで息子くんを遊ばせつつ何か仕事をしようというのは、無理なようです。
私としては対人の仕事をこの事務所を拠点にはじめるつもりでした。
どうして、こうも、母を求めるのだろうか・・・
何か足りないのだろうか・・
対応が間違っているのだろうか・・
間違っていたのだろうか・・・
そう思う事が多くなりました・・。
でも、大事なのはこれからどうするか・・・・です。
仕事もしたい・・・息子と距離をとりたい・・・
けれど、息子の離れられない気持ちにも応えたい・・・・
どっちつかずですね・・。
たぶん、3年生も学校へはそんなに行けないと思います。
このままべったりが続きそうに思います・・・。
母自身の生活を、心持ちをどうしていくか。
ここなのです・・・
対人の仕事するのが難しいなら、
はんこ職人でもめざそうかなぁ・・・
ハンコ職人さんに失礼ですよ!
息子といつも一緒な日々が続いていて
母自身の自己実現が全くできず苦しいです・・・
考察とまとめ(2023.2 不登校開始から25か月後)
考察
この頃の息子は、ピラミッドの下から2段目までの「安全の欲求」が強い状態だったと言えます。一方、母は子からの要望で自宅外との接触が減り、3段目から上の「社会的欲求」「承認欲求」「自己実現」が奪われ不安定になっていました。
この子どもの欲求のピラミッドの状態に母が否が応でも合わせざるを得ない状況に苦しさがあったのだろうと思います。
対策としては、①子どもに合わせる時間を短くする②子どもの社会的欲求を育てる③親自身の「自己実現」を再考する を実行しました。
②③は時間がかかるため、①を積極的に試みるのが良いと思います。一人で抱え込まずに支援を広く多く求め、あきらめずに協力者を一人でも多く探すことをお勧めします。
②は母だけでは達成が難しく、学校や放課後デイサービスなどの利用先との連携・調整が重要不可欠です。上手に専門家を頼ることも念頭に置きつつ、継続して実行し続けることがポイントとなります。
③は私の場合は「息子と一緒に過ごす生活は自分の生涯つづく」という事実と向き合い受け入れることが必要でした。長い時間かかりましたが、それに気づくと覚悟が決まったので少しずつ考えが変わり、別の「自己実現」の方法を見つけることができました。
まとめ
子どもが親と離れられず自宅外に出られない時に親に生じていること
- 親の5段階欲求ピラミッドの上位半分以上が争奪されることで、共に過ごすときに「苦しさ」が生じている
対策
- 親が子どもに合わせて過ごす時間を短くする(即効性が期待できるので積極的に取り入れる:例〉子どもと同じことを一緒に楽しんでみる、数分の一人の時間を何回もつくる、他の家族・人に代わってもらう、)
- 子どもの社会的欲求を育み社会との接点を広げる(安全を確保でき本人の関心が向いている・向くであろう場所との連携・調整を長期的に継続する)
- 親の欲求ピラミッドの再構築をする(自己変容に努め、新しい自己実現の方法を探す)
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