みなさま、こんにちは。
5年生になった息子くんは、夏休み前も明けてからも自宅中心だったのですが、10月半ばの補習を経て、ほぼ毎日数時間ですが、学校に行くようになりました。
給食は見るだけでも吐き気が出てしまうメニューもあったり、恐くて食べられないので弁当を持っていくようにすることで、昼休みまで過ごすことがほぼ毎日できるようになりました。
帰宅してからも機嫌よく過ごすことが多く、朝の支度時も特別調子が悪い様子が無いように見えたので、母のお迎えではなく下校バスを利用するよう促してみることにしました。
下校バスチャレンジ当日
何度か確認の意味も込めて「下校バス乗ってきてね」と伝えたのですが、いつもは教室へスッと入って行く息子くんの顔が少し険しくなり、母の手を離しません。
廊下でみているよと伝えても離してくれないので、教室にお邪魔することに・・・。
朝の勉強の時間も少しパニック気味で興奮していました。
次の体育の授業も不安そうだったので、お邪魔させていただき、隅っこで様子を見ていました。
「ままくるま」と途中何度か言っていたので、朝の声かけが不安にさせてしまったのだと分かりました。
その日は結局、お弁当を食べ終えて興味のある玩具で遊ぶまで、母を探していました。
玩具で遊んでいる時、ようやく母を見なくなったので、そっと離れてみることに・・。
本人用に帰宅が「ママくるま」であることをメモした用紙を先生に渡し、本人に見せてもらえるようお願いして一旦学校の外へ。
途中、連れて帰ろうかとも思ったのですが、気持ちが落ち着けば下校バスに乗るかもしれず、今日は一緒に下校バスを見るところまでやってみることにしました。
(実際、過去には下校バスを見て乗ることもあったので)
そうして息子くんが、昼休みと5限目を先生やクラスメイトと過ごし、終わりの会を終えた頃、再び私は学校に戻りました。
廊下で待っていると笑顔の息子くんが見えました。
落ち着いて過ごせたようです。
玄関まで一緒に行き、「バスのる?」と聴くと「ママくるま」と返答があったので、その日は車で一緒に帰りました。
数日後の様子
その後、下校バス利用を目指すのは現時点ではやめ、メモを必ず渡すようにしました。
そのおかげかどうかは分かりませんが、数日後には母より前を歩いて教室へ入って行くようになりました。(笑)
下校バス利用を目指した理由
下校バス利用を目指したのは、(将来の生活にむけて)少しでも母と離れて過ごす時間を増やせるようにという思いからでした。
しかしながら、改めて調べてみると、福祉事業所を仮に利用するとしても、その利用方法は「数時間からの利用は可能(現段階で)」ということでした。
無知というのは不安を助長させるものですね。
それを知ったとき、少なくとも現段階では、今の通学スタイル(短時間登校)で大丈夫だと思えました。
親亡き後の不安はつきまといますが・・・。
福祉制度の勉強をしつつ、これからもチャレンジもしつつ息子くんに無理させない通学を続けていこうと思います。
kasei
こんな感じで朝の母の一言が息子くんを不安にさせてしまい、付き添うことになりました。
私の方は予定が狂いましたが、この日、不安を抱きつつ過ごす息子くんの様子を実際に見ることができたので良かったです。
不登校が始まったときのように、また、無理をさせてしまうところでした・・・。
現段階では本人から学校の様子や思っていること、困っていることを聴くのは難しく、実際の様子を母自身が見たいので、本人が不安がっているときは付き添うことにしています。