私の実録(2022.10.23)
順調に見えたけれど・・
しばらく順調に通学していた息子くん。
しかし10月に入り、例年通りの不調がここに来て始まりました。
母としては予想通り…
不登校1年目は分かりませんでした。
2年目になり、ひょっとして・・・
3年目になり、確信したという感じです。
季節性の不調は、直ぐに良くなるわけでもないので仕方ないのかなと思います。
自律神経系もまだ充分に成熟していないでしょうし、発達が遅れている息子くんなら猶更でしょう・・・。
それでも、その不調の兆候はキャッチできたので、今回は対応を早く取ることができました。
以下、息子くんに見られた兆候です。
不調の兆候(息子くんの場合)
親や先生にスキンシップを多く求める
大人には自分から近寄っていく人懐っこさはあるのですが、通常のスキンシップ以上に傍にいて欲しいと「ママ、ママ ぎゅ」ということが多くなりました。
その度に手を止め、隣りで並んで寝転がっていたように思います。
学校では、自分の席よりも先生の膝の上に乗ることが少し増えました。
食事量の減退➝ボーっとすることが増えた
息子くんは偏食があり、給食が食べられません。
このため学校の許可を得て、お弁当を持たせています。
昼は母のお弁当のおかずだけを食べて帰ってくるという状況でした。
が、次第に今まで食べていた朝ごはんも夜ごはんも量が減ってきて、お菓子ばかり食べるようになりました。
身長がぐんと伸び、身体も大きくなってきているので、摂取エネルギーが不足していると思われました。
横になることが増え、ボーっと声掛けや指示になかなか反応しないことが増えました。
お風呂にはいらなくなった
睡眠時間も活動時間もさほど変化はないのですが、怠そうな日が増えました。
お風呂に誘っても、「はいらない」ということが徐々に増えました。
食事量が減っていたことと併せて、お風呂に入る体力がなくなったようです。
体操服への着替えを拒否➝「いかない」
支援学校へは通常は制服を着ていくのですが、息子くんは体操服で通学する許可がおりています。
いつものように体操服に着替えようと声掛けしたところ、拒否・・。
とりあえず、私服に着替えました。
「すべりだい」と言うので、公園に行きました。
暫く遊んで、学校へ向かってみました。
いつもは下校バスを利用するのですが、給食の時間が過ぎるころに迎えに行きました。
次の日は「いかない」と言うので、登校はやめました。
対応
週2回登校に戻すことにした
毎日通学していたのですが、季節性の不調が加わり負担が大きいのだろうと判断しました。
遅刻しながらでも、毎日行けるかな・・と思ったのですが、止めました。
担任の先生に以下をお願いして了承を得ました。
- 週2回登校にすること
- 給食は停めて欲しいこと
- 朝は遅刻すること
次第にボーっとしていたのがなくなってきた
学校を休み始めた当初、食事がなかなか進みませんでした。
でも、徐々に食事もとれるようになり、顔色も良くなり活気も出てきました。
声掛けへの反応が戻って、指示が通るようになりました。
何より、笑顔が増えたのでホッとしました。
最悪の事態は避けられた
1年生の12月に学校をパタッと行かなくなったのですが、
その時は買い物などの外出が全くできませんでした。
知的障害自閉症でまだひとりで留守番はできないので・・。
今回は、兆候を早い段階で把握し調整できたのでラッキーでした。
おすすめ
子どもさんによっては季節の変化が体調に大きく影響することもあるようです。
不調になった時の記録は残しておくと良いと思います。
数年分を振り返ったときに傾向が分かるかもしれません。
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