先日、子ども発達支援の勉強会で行動に着目して対応策を考える機会がありました。
いくつか例がある中で、上記のような事例がありました。
息子くんは泣きはしなかったものの、
学校に行けなくなった頃は、放課後デイサービスの部屋に入ることもできず、
母が付き添ったことがあります。
その経験もあったので、この事例の回答は気になったのですが、
行動分析の専門家さん曰く、
「お母さんは、担当の方に引き渡したら、すぐにその場から去ってください」
とのことでした。
おそらく、
多くのママたちはそうやって後ろ髪をひかれながらも、
子どもが先生方を頼り、先生方と良い関係を築けるように
パッと姿を消すようにされていると思います。
ただ、先生との関係が一度こじれてしまった息子くんのような場合、
「いく」「いかない」
を選べる雰囲気作りは必要だろうと私個人は思います。
こじれてしまった先生と息子くんの関係の修復と
息子くんの困りごとが理解されやすい環境と
それらが学校で共有されるようになった頃、
ようやく、さっと母が離れても良いような状態となりました。
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確かに、いつまでも母の手を握り締めていては、
先生方と良い関係を築くことは出来ないし、
その場が「安心・安全な場」となることはありません。
しかしながら、
こじらせてしまって明らかに不安に思っている場に
「自分から入って行く」のを待ってあげても良いのではないかなと
私は思ったりします。
勿論、そう選んだ後はそそくさと学校を出るようにしています。
学校は、先生方と子どもたちが愛着を形成する場であるので、
母はいない方が良いとも思っているからです。
私の手を強く握って離さなかった息子くんですが、
この頃は、手を離して母の前を歩いています。
最近気づいたのですが、
もう夏休みですね!
何とか乗り切りたいと思います(笑)
それではまた~