わたしの子育て

【不登校29か月目】運動会の疲れのためか「いかない」

初めての小学部全体での運動会

息子くんは、某感染症がはやり始めた頃に入学したのですが、

その影響もあって3年生の時に初めて運動会が開催されました。

昨年の出来事なのですが、その時は1年生から3年生の低学年生が参加となったので、

小学校全体である1年生から6年生全員が参加する運動会の場に入るのは初めてとなりました。

保育所時代から、行事の度に翌日休むことが続いていて、

今回もそうなるのだろうなぁ・・・と母なりに思っていました。

初めて行事後もクラスで過ごせた

行事で母の姿を見つけると、母に駆け寄ることが殆ど。

運動会は午前中に終了し、その後は通常の授業内容になるのですが、

去年は運動会終了後に母と一緒に帰りました。

今年は、それから少しでもステップアップできれば・・・と

運動会終了後、遠くから見守っていたのですが、担任の先生と一緒に校舎の中へ入って行きました。

実は運動会の競技中に一度目が合って手を振ってみたのですが、

学校モード」に本人は入っていたようで、

家では見せない険しい顔で手を振り返してくれました。

母がいることは伝わったと思うのですが、

それでも担任の先生と一緒に教室へ戻って行ったことに

母と離れられたことへの驚きと嬉しさとが私の中で湧いてきていました。

うまく教室に担任の先生と戻ることができたので、

いつも通り下校バスに乗せて欲しいことを小学部主事の先生に言伝して帰宅しました。

運動会中、本人の笑顔も見ることができ、参加できて良かったと思いました。

疲れが出たようで・・・

現在、週2回の通学をベースに学校へ行っています。

これまでの経過

1年12月に学校に全く行かないようになって、2年4月から3か月間ほど週1回午後から個別に1限分だけ行くようになりました。

その後、「がっこうばす のりたい」というようになり、2年生夏休み明けから週2回ほど終わりの会に参加し、下校バスに乗って帰ってくるようになりました。

冬期は行けない日が殆どでしたが、2年生最終日は母が教室に一緒に参加して先生方やクラスの皆と過ごしました。

3年4月からは、体調が戻ってきたり、体力がついてきたのもあり、午前中から母と一緒に学校で過ごしてみるようになりました。

母の居場所を確認するばかりの1か月を終え、5月半ば頃からは午前の途中から参加し、弁当を食べ午後の授業を受けて下校バスに乗ってくるようになりました。

給食は一切食べることができないので、母の作る偏食弁当(笑)を持参して週2回ほど登校しました。

3年次は、週2回の登校に加え、課外授業や運動会、表現会にも参加でき、活発な一年となりました。

4年生も本人のペースをみつつ

4年生は、なんと担任の先生が3年次と同じとなり、母も息子くんもゆる~く通学させていただいています。

週2回の通学をベースに、弁当持参は変わらずしています。

5月の運動会参加を一つの目標に4月、5月は過ごしてきました。

去年と違うところは、本人の体力がついたこと。

担任の先生が同じということもあって、クラスの変化への適応が早かったです。

1か月、3年次同様に付き添う覚悟でいたのですが、

1日だけ付き添って、その後は一人で学校で過ごせるようになりました。

あっけなく母の覚悟は終了しました。(笑)

生活リズムの崩れ

息子くんは、いわゆる繊細っ子なのかな・・・と思ったりするのですが、

ちょっとしたことで生活リズムがくずれます。

私自身が刺激に弱いので、それが大きく影響を与えているようにも思いますが・・。

子どもにとって親の影響は大きいですからね。

子どもの過ごす環境を創っているのは親なので、気をつけたいところです。

運動会後、私自身も疲れが大きく、のんびり過ごしていました。

息子くんもゴロゴロすることが多く、殆ど横になっていました。

2日ほどそんな日が続き、少し元気になったものの身体がだるいようで、

遊びたいけどダルイ❞状態にイライラする様子が見られました。

公園に出かけたり、ドライブをして気分の切り替えをして対処しました。

なかなか、本人が納得できるように言葉で説明しても伝わらないので、

場面を変えることがきっかけとなり気持ちが切り替えられれば・・・と行動するようにしています。

これは息子くんには効果的で、グズグズしていてもドライブ後は機嫌が戻ることが多いです。

その後、土日の休みが明け学校が始まっても「いかない」と言うようになり、

さらには外出も嫌がるようになり、どうしたものか悩むようになりました・・・・。

体力・気力が戻ったので背中を押す

誰でも長期間休むと「行かなければいけない場所」には行きたくなくなると思います!(笑)

  • 体調も戻っている
  • 気力も戻っている
  • 楽しい刺激を欲している

「いかない」と言いつつも、そんな様子が見られるようになっていました。

ここは、息子くんの背中を押した方がいいのだろうと思ったので

いつもより丁寧に朝の支度を手伝い、

命令口調・指示口調ではなく、「○○できるかな?」と提案系にして、

本人の行動を待つように準備を進めました。

息子くんの場合、体操服を着ると学校へ行くという流れを作ってあるので、

本人も「今日は学校」ということを理解したようで、促しに従って動き始めました。

話は少し変わりますが、子どもって親の表情をじーっと見ますよね。

息子くんも同様で、言葉よりも親の表情で今の状況が〇か✕か判断しているように思います。

私は顔にすぐ出てしまう方で、

きっといつも怖い顔をしているんだろうと思うのですが、

そうならないように自分の機嫌は自分で管理しないとな・・・とハッと思いました。

そんな気づきもある朝の支度の最中でしたが、

いざ、学校に向かおうと車に乗り込むタイミングになると、

すっと移動ができたので上手く背中を押すことができたようでした。

一日一日を過ごす

昨日までは行けなくても、今日どうなるかわからない。

今日行けたとしても、明日どうなるか分からない。

そんな不安定な状態に自分が疲れてしまったときもありました。

でも、結果はそうだとしても「そのときに最適な状態を選ぶことには変わりはない」と気付けたとき、

それでいいんだと思えるようになりました。

私が定時の仕事をしていないので、臨機応変にこたえることができているとも言えますが・・・。

ただ、母でいる時間が長すぎるとしんどくなるのも事実なので、

この辺りはバランスを取ろうと思っています。

今後は、また、通常の週2回の通学を目安にしつつ、息子くんと向き合いたいと思います。

また、報告しますね~。

ABOUT ME
やまもと佳星
日本文化・芸術が好きな一児の母|息子(支援学校生)が不登校となり不安から母と離れられない状態に。息子の癒しと自身のリフレッシュを兼ねて活動を始める|保健師・アーツインストラクター
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